ボクシング大橋ジムの大橋秀行会長が25日、那須川天心(27=帝拳)との王座決定戦を制してWBC世界バンタム級王座を獲得した井上拓真(29=大橋)の今後について言及した。
この日は横浜市内で拓真の一夜明け会見が開かれ、今後について大橋会長は「未定」と話した。バンタム級は有力選手がひしめいており、WBC同級3位フアン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)との指名試合となれば「しょうがない」としつつ、2024年10月に拓真からWBA王座を奪取した堤聖也(角海老宝石)との雪辱戦や、5階級制覇を目指して転級を表明した井岡一翔(志成)戦などを挙げて「面白い試合はたくさんある」と強調した。
大橋会長は井岡といくつかの因縁がある。現役時代には井岡の叔父・弘樹氏と同階級の世界王者でライバルの関係。12年6月には、教え子で当時のWBA世界ミニマム級王者・八重樫東氏(現大橋ジムトレーナー)がWBC同級王者の井岡に王座統一戦で敗れた。大橋会長は「何年前だろうね。すごいね」と感慨深げ。拓真の兄で世界スーパーバンタム級4団体統一王者・尚弥(大橋)も4階級制覇で井岡と並んでいることもあり「リベンジだし、5階級制覇を先にやられるのを阻止する」とテーマを掲げた。
また、拓真にプロ初黒星を付けられた那須川にも言及。同じキックボクシング出身で那須川との対戦を誓い合いながら、9月に世界王座を失った所属選手の前WBO世界バンタム級王者・武居由樹との対戦も「面白い。敗者復活戦みたいで」と興味を示した。ファンが望むカードを実現させてきた大橋会長の手腕に注目だ。











