英王室のアンドルー王子を含む世界中の名士らに多数の若い女性を提供していたとされるエプスタイン事件で、米セレブタレントのパリス・ヒルトン(44)もあわや毒牙にかかっていた可能性があったことが分かった。

 同事件では、米大富豪ジェフリー・エプスタイン元被告が、長年に渡り未成年女性を性的虐待し、売春斡旋を首謀したとして逮捕・起訴され、2008年に司法取引に応じて罪を認めて13か月間服役した。さらに同被告は2019年7月、再び同様の事件に関与したとして拘留されると、その翌月、ニューヨーク市内の矯正施設で自死した。

 パリスは今週、英紙タイムズとのインタビューで、エプスタイン元被告の片腕として若い女性を集めていた社交界の名士ギレイン・マクスウェル受刑者(63)が、パリスを勧誘したとする関係者の証言を伝えた米メディアの報道内容を認めた。同受刑者は20222年、エプスタイン事件の共犯者として禁錮20年の有罪判決が確定している。

 米誌「ピープル」によると、勧誘が実際にどこで行われたかは不明だが、パリスは19歳だった2000年9月18日、ニューヨークで開催された「アナンド・ジョン・ファッションショー」に出席し、マクスウェル受刑者と当時不動産王だったドナルド・トランプ大統領と並んで写真に撮られている。

 報道された証言によると、当時マックスウェル受刑者はエプスタイン元被告のために若い女性を物色中で、ある場所でパリスに目を付け、ヒルトン家の令嬢だと知ると、「ジェフリーに打ってつけ」として、関係者に紹介するよう求めたという。

 ただ、パリスはタイムズ紙に「彼女に会ったことは覚えていない」としながらも、「私の名前は利用価値があるから」と付け加え、当時の背景を伝えた報道内容は間違っていないとした。