パイオニアも大絶賛だ。大相撲九州場所4日目(12日、福岡国際センター)、新関脇安青錦(21=安治川)が幕内隆の勝(30=常盤山)を一方的に押し出して4連勝。取組後は「前に攻められて良かった。ここから長いので集中して(星を)伸ばせたら」と気を引き締めた。高田川審判長(元関脇安芸乃島)は「頭を上げずに理想通りの相撲。うまい、強い。残りが楽しみ」と高く評価した。
戦禍にあるウクライナ出身の21歳。角界屈指の熱心さで稽古に打ち込み、一気に番付を駆け上がってきた。初土俵から所要13場所で新関脇は歴代1位のスピード記録(年6場所制以降初土俵、幕下付け出しは除く)。新入幕から4場所連続で11勝をマークしており、三役2場所目となる今場所の成績次第では、一気に大関昇進を果たす可能性もある。
ブルガリア出身で、欧州初の大関となった鳴戸親方(元大関琴欧洲)は「一生懸命やっているよ。普段の姿勢、稽古、トレーニング、食事…。一日の24時間をどうやって使っているか。(他の力士とは)そこが違う。今の時代は〝しんどい〟と言って稽古しない力士が多いから。現状に満足していたら、それ以上は上がらない。安青錦のように一生懸命やったら、どんどん上がっていく」と相撲に取り組む姿勢を絶賛した。
その鳴戸親方は、歴代1位となる初土俵から所要19場所で大関昇進を果たしている(年6場所制以降初土俵、付け出しは除く)。このまま安青錦が快進撃を続けていけば、同じ欧州出身の大先輩の記録を塗り替える可能性も十分。新大関誕生の期待は膨らむばかりだ。












