大相撲九州場所初日の9日、福岡市内で元小結遠藤(35)が現役引退と年寄「北陣」襲名の会見を行った。
遠藤は7月に右ひざ、9月に左ひざの手術を受けて直近の2場所は全休。九州場所の新番付では幕下へ転落し、引退を決断した。遠藤は「手術をして、もう一度土俵に戻るつもりでリハビリしてきましたが、リハビリをしていく中で気持ちが少しずつ変わってきた」と引退に至る経緯を説明。「悔いは一切ないです。本当にやり切った。いっぱいいっぱい、やりました」とすっきりとした表情を浮かべた。
日大でアマ横綱などのタイトルを獲得し、鳴りもの入りで角界入り。2013年春場所に幕下10枚目格付け出しでデビューし、史上最速となる所要3場所で新入幕を果たした。端正な顔立ちでテレビCMにも出演。角界屈指の人気力士は「たくさんの方に応援をいただいて、本当に幸せな現役の相撲人生だった」と振り返った。
今後は北陣親方として追手風部屋付きで後進の指導にあたる。「強いお相撲さんを育てていきたい。たくさんの方に応援していただけるような力士を育てたい」と指導者としての抱負を語った。












