ワールドシリーズ(WS)連覇で沸くドジャースを巡り、思わぬ公人に〝火の粉〟が飛び火した。英王室を離脱し米カリフォルニア州に居住するヘンリー王子の妻であるメーガン妃が、ドジャースの世界一を祝うコメントをSNSに投稿したところ、米ファンの間で「演出」「偽善的」などと批判が殺到。インド系米メディア「スポーツキーダ」もセンセーショナルな形で報じ、波紋を広げている。
メーガン妃は1日(日本時間2日)のWS第7戦でドジャースが劇的勝利を飾った後、自身のインスタグラムに「ドジャース、愛してる!」と投稿。夫のヘンリー王子にキスをする動画を添え「最高の試合だった! ごめんね、君のチームは負けたけど」とつづった。
ヘンリー王子はカナダ国王を兼務する英国チャールズ国王の次男であり、かつてはカナダに居住していたこともある。そうした背景からメーガン妃の「君のチーム」とは相手のブルージェイズを指しているものとみられるが、この投稿に対し「仕組まれた愛情表現」「見ていて恥ずかしい」といった辛辣なコメントが相次いだ。中には「テレビ音声がない時点で演出」と指摘する投稿もあり、ネット上では〝偽の祝福劇〟と揶揄される始末だ。
ヘンリー王子夫妻は先月28日(同29日)に行われたWS第4戦をドジャースタジアムの最前列でともにドジャースのLAキャップを被りながら観戦。ドジャースの共同オーナーであるマジック・ジョンソン氏と居並びながら談笑し、背後にいたドジャースの伝説的投手であるサンディ・コーファックス氏とも交流した。その様子は現地中継にも映し出され、球団関係者との親交を強調する形となっていた。
しかしながら、ドジャースのファンの間ではヘンリー王子夫妻がカナダと密接な関係があったことを見透かされ、挙句には「実は裏側ではブルージェイズを応援していた」との一部報道も広まり、メーガン妃の投稿は〝手のひら返し〟と受け止められた格好だ。祝福のつもりが思わぬ逆風を呼び、SNS上では「偽善の公爵夫人」「夫のヘンリー王子も、もううんざりしている」などといった皮肉が飛び交っている。
図らずも華やかなワールドシリーズの余韻に水を差す形となってしまった今回の騒動。王室を離れたとはいえ、セレブ夫婦への新たな〝逆ブーメラン劇〟はまたしても全米の注目を集めている。












