フィギュアスケートアイスダンスの紀平梨花(トヨタ自動車)、西山真瑚(オリエンタルバイオ)組が〝大舞台〟への思いを語った。

 西日本選手権兼全日本選手権アイスダンス予選会2日目(2日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)のフリーダンス(FD)ではミスが目立って77・13点。合計136・74点で3位だったが、紀平は「練習でできていたような演技ではない」と顔をしかめ、西山は「本当にFDに関しては悔しさが残るものとなってしまった」と唇をかんだ。

演技中、紀平梨花(左)をリフトする西山真瑚
演技中、紀平梨花(左)をリフトする西山真瑚

 今大会での優勝を逃したことで、2026年ミラノ・コルティナ五輪出場の可能性が消滅。それでも、カップル結成1か月で実戦の舞台に立ったことは、今後の〝りかしん〟にとってプラスになるとの見方だ。

 30年にフランス・アルプス地方で開催される五輪を目指す上で、紀平は「この大会に出られたことが本当に奇跡。何度も無理かなという瞬間が結構あったので、出られて収穫になった。目指しているところに行くまでもっともっと練習が必要なので、しっかり努力を重ねたい」と力を込め、西山も「ここでもう全部が終わるわけじゃない。ここからがスタートなので、自分たちの目標である2030年に向けて階段を上っていきたい」と闘志を燃やした。

 最後には「伸びしろがたっぷり」と口をそろえた〝りかしん〟。デビュー戦を皮切りに、新たな一歩を踏み出す。