フィギュアスケート女子で2018年グランプリファイナル覇者の紀平梨花(トヨタ自動車)に〝笑顔〟が戻ってきた。
西日本選手権兼全日本選手権アイスダンス予選会初日(1日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)のリズムダンス(RD)では、西山真瑚(オリエンタルバイオ)とのカップルで1043日ぶりに実戦復帰。結成1か月ながら息の合ったパフォーマンスで59・61点をマークし、2位発進だった。演技後の紀平は「すごくドキドキの大会ではあったけど、ちゃんと落ち着いて楽しく滑れてよかった」と振り返った。
紀平は2022年北京五輪シーズンに右足首を故障。23~24年、24~25年シーズンは全休を余儀なくされた。「なんかどういう道を選んでも、あまり明るい未来が見えないような、そういう気持ちでずっと過ごしていた」と明かすが、アイスダンスへの挑戦が大きな転機となった。「なんか新たな希望というか、明るい未来が見えてきたので、こういう選択ができてうれしく思う」と声を弾ませた。
今まではシングル選手として、1人で銀盤に立ってきた。「1人で立っている時より心強さとか、安心感というのは感じた。メリットもあれば、ミスをしてしまったりすると迷惑かけてしまったりとかもあるけど、またいろんな違った感覚だなと思った」。
一つひとつの学びを力に変え、さらなる高みを目指す。













