フィギュアスケートアイスダンスの紀平梨花(トヨタ自動車)、西山真瑚(オリエンタルバイオ)組は、息の合った演技で調整を行った。

 西日本選手権兼全日本選手権アイスダンス予選会初日(1日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)の公式練習では、新カップルの〝りかしん〟が登場。紀平はピンクと黒の衣装、西山は黒のジャケットを身にまとい、コンビネーション抜群のツイズルや軽やかなステップを披露した。

 紀平は2026年ミラノ・コルティナ五輪シーズンの今季、全日本選手権の予選会となる中部選手権(9月、愛知)を欠場。22年北京五輪シーズンに故障した右足首が完治しておらず、シングルでのミラノ・コルティナ五輪出場が消滅した。しかし、ともにカナダを拠点にする西山からトライアウトの誘いを受け、アイスダンスの世界に足を踏み入れた。

 近年の紀平は「結構精神的にもきつかった時期が続いていた」というが、アイスダンスへの挑戦を通じ「スケーティングだけではなくて(アイスダンス)ならではの動きだったり、すごく大変なところが多いので、早く学んで自分の目指しているところにいきたい」とモチベーションが再熱。10月下旬にはカナダから帰国し、国内で仕上げ作業に励んだ。

〝りかしん〟は午後9時58分から出場予定。シングルで世界を魅了した紀平の新たな物語が幕を開ける。