2022年北京五輪のスピードスケート女子で1000メートルの金を含む4個のメダルを手にした高木美帆(TOKIOインカラミ)が、自身の現在地を冷静に分析した。

 26日に行われた全日本距離別選手権(長野・エムウェーブ)の1500メートルでは「team GOLD」でともに練習を重ねる佐藤綾乃(ANA)と同走。前半から積極的に攻め、後半は失速する場面もあったが、1分55秒88で10連覇を果たした。

 ただ、レース後には険しい表情でヨハン・デビットコーチと話す場面もあった。「優勝できたけど、後半の内容としては課題が残るレースだったので、悔しい気持ちはある。前半から攻めていくのを目標にしていたので、そこを実行できた部分は良かったけど、スケーティングを今組み立てている段階で、維持する体力がまだないと感じている」と反省点を口にした。

 今大会は4種目に出場。500&3000メートルは2位で、1000&1500メートルで頂点に立った。多くのレースを重ねる中で「たくさんの気づきはあった。すごい実りのある大会になった」と振り返り、2026年ミラノ・コルティナ五輪に向けては「改めてシーズンが開幕したと強く実感している。会場に足を運んできて応援してくださっているみなさんと、また年末(全日本選手権)を経て、滑りをさらに良くしたいので、頑張っていきたい」と決意を新たにした。