自民党の青山繁晴参院議員が22日、自身のYouTubeチャンネルを更新し、高市内閣で環境副大臣に就任した事情を明かした。

 22日に副大臣、政務官人事が行われ、青山氏は環境副大臣に就任した。青山氏は2016年に初当選し、参院2期目だが、これまで政務三役を務めたことはなかった。

 青山氏は「なぜ環境副大臣なのか。実は私も詳しい事情は知りません。参院の人事に総理は基本的に口を出せない。全盛期の安倍政権でも出せなかった」と明かした。

 そのうえで参院の前身となる貴族院の歴史に触れ「もともと戦前は衆院は総理大臣を送り出していなかった。ほぼ全部貴族院(現在の参議院)から出て、初めて衆院から出たのは原敬さんで〝庶民大臣〟って教わった。貴族院はGHQによって解体され、押し込められて、参院から一人も総理が出ていない。逆に参院は努力に努力を重ねて、人事は参院独自でやるんだと。参院の独自性をつくった。『期数絶対主義』と『女性は別』の2つの原則がある。当選2回の小野田紀美さんが今回、閣僚になっているのはおかしいじゃないかといわれるが、こういう原則があるから」と解説した。

 この独自ルールは安倍晋三元首相も分かっていなかったといい、21年の総裁選時に高市氏の推薦人を務めた際には首相になった暁には「経済安保相」のポストを直接打診されていたことも明かしたが、参院の人事内規ルールを説明したという。

 その後も「政府にきちんと物言うのが大事」と政務官や副大臣ポストの打診を断ってきたという青山氏だが、今回は「高市政権だから受けた。なぜ環境なのかは環境委員長をやっていたからではないか。石原(宏高)環境大臣はまさしく環境の専門家ですけど、僕も環境委員長を務めていた意味では実はバランスが取れている」と話した。