高市早苗氏が選出された21日の首相指名選挙で、参院の投票結果に“異変”が見られた。この数年、毎回投じられていた伊藤孝恵氏(50=国民民主)への1票がなかったのだ。
国会で驚きを呼んだのは、菅義偉氏が選ばれた2020年9月の首相指名選。参院では会派の代表でもない伊藤氏に1票が入っており、無所属の寺田静氏(50)が自ら投票したことを明かした。以来、昨年2回の指名選を含めて、伊藤氏への1票が続いていた。
寺田氏は同日付のブログに、「今回、私が首相指名選挙で(1度目2度目共に)一票を投じたのは高市早苗さんです」と記した。
ブログでは、高市氏の主張に賛同できない部分が少なからずあり「政治信条や価値観が一致しない人物が政治のトップに立つことに、ためらいや疑問がなかったわけではありません」と説明。その上で「今まで念願してきた女性総理の誕生を否定することは、私はできません」と続け、女性総理の誕生は大きな意義を持つと訴えた。
愛知県選挙区選出の伊藤氏は、テレビ局などの勤務を経て16年に初当選し、現在2期目。子育てや介護、教育などの政策課題に熱心に取り組んでいる。寺田氏は19年に秋田選挙区で初当選し、今年再選を果たした。












