高市早苗首相は森保ジャパンに救われることになるのか。
産経新聞社とFNNは13、14両日に行った世論調査で、高市政権の支持率は前月比2・7ポイント減の65・3%で、政権発足以来、最低を記録した。
支持率減の要因とされるのは、高市首相が昨年の自民党総裁選や今年の衆院選で、他陣営への誹謗中傷動画の作成に陣営が関与した疑惑がくすぶっているためだ。動画を作成したと主張する松井健氏と自身の秘書との接点を頑なに否定してきたが先週、国会答弁の修正に追い込まれた。世論調査でも高市首相が否定していることに52%が「納得できない」と回答した。
この間、共同通信が一連の疑惑を報じたネット向けの記事で、松井氏から提供された動画や写真に疑義が生じたとして、記事や写真を一部削除した。野党は高市首相の答弁にズレが起きた問題に変わりはないとして、追及を続ける姿勢だ。
高市首相は18日にG7サミットから帰国し、再び国会論戦に臨むが、焦点そらしの好材料となるのが、北中米W杯での森保ジャパンの活躍だ。難関とされた初戦のオランダ戦で引き分けに持ち込み、日本国内はサッカー一色になっている。
元経産官僚で政治経済評論家の古賀茂明氏はYouTubeチャンネル「古賀茂明TV」で「W杯が盛り上がっていくと高市さんのスキャンダルは全然話題にならないんじゃないか。決勝トーナメントに進む可能性は非常に高く、普通はしないと思うが、大会の最中に森保監督に無理やり電話して頑張ってくださいとやったり、SNSで日本代表の活躍に結び付けて投稿することもあると思う」と指摘した。
決勝Tに進出した場合、1回戦は日本時間で6月30日、ベスト8がかかる2回戦は7月5~6日に行われる。
古賀氏は「日本代表が勝ち続ける限りは高市さんは安泰。ベスト8に入ると、もう7月10~12ぐらいになるので、そこを過ぎたら国会の会期はあと1週間(17日まで)で、その程度だったら乗り切れるだろうな。国会が終われば、マスコミは本気で批判しないし、下火になる。高市さんは僕らが日本代表を応援するのとは違った意味で、思い切り応援すると思う」と皮肉まじりに今後の流れを予想していた。












