サッカー日本代表は14日、国際親善試合ブラジル戦(味スタ)で3―2と劇的な逆転勝ちを収め、対戦成績2分け11敗と未勝利だった王国から歴史的初白星を手にした。日本が躍進を目指す来夏の北中米W杯に向けて、元日本代表監督の岡田武史氏(69)はW杯躍進のカギを熱弁した。
岡田氏はブラジル戦開催前の14日、都内で行われた臓器プリンティングシステムの開発に取り組む「AIバイオメディカル」の事業戦略発表会に出席し、社外取締役に就任。発表会後に取材に応じ、森保ジャパンについて語った。
来夏の北中米W杯で初のベスト8以上を狙うポイントとして「今はもう、そこに行く力はあると思う。ただここから組み合わせ、それからやっぱり最後の勝負どころで、やっぱり遠藤とか中心になる選手の経験値をどれだけ生かせるかだよね」と分析した。
技術はもちろん大事だが、大舞台で上位を目指すためには〝気持ち〟の重要性も強調する。「例えば(2022年カタールW杯決勝トーナメント1回戦で)最後のクロアチア選手のPK前のモニターに映った顔を見たら、『この野郎』みたいな顔。要するに戦争を実際にやっている国と、のほほんと暮らしている国、そこの闘争心の最後のところというのが、やっぱり違ったなとあの時思った」と指摘。
その上で「それを欧州で経験してきている選手たちがどれだけ、ウイニングマインドとよく言うけど、そういうものを発揮できるか。精神論だけでは絶対勝てないけど、勝負に対して闘争心とか執着心みたいなのがないと、やっぱり最後は勝てない」と説いた。
そして「俺たちのサッカーをやればいいとか、美学は大事だけど、やっぱり勝つことに対する執着心を絶対忘れちゃダメなので、それが出せるかどうかというのは大きなポイントだと思う」と森保ジャパンへ金言を送っていた。













