元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏(44)が自身のユーチューブチャンネル「闘莉王TV」を更新し、森保ジャパンが2―2と引き分けたパラグアイ戦(10日)について振り返った。

 闘莉王氏は「少しがっかりした」とし、MF三笘薫(ブライトン)やMF遠藤航(リバプール)が負傷で招集されなかったことに「レギュラーがいないと、こういうつまらない試合になります。差をつけられる人がケガでいないと、あの鬼のような日本代表の強さが全然、見当たらない」と不満を訴えた。

 その上でトップ下に入ったMF堂安律(Eフランクフルト)と右サイドのMF伊東純也(ゲンク)の関係に言及。「堂安は伊東と何回かポジションを交換してますけど、伊東純也がいる場合はやっちゃいけないこと」とし「純也が中でやるのはぎこちないし、スペースの横幅が狭くなる。ということは相手が守りやすくなる。簡単な考えで純也は(右サイドに)張らなきゃいけない」と指摘する。

 さらに「純也は自分のストロングポイントがどこかはわかっているはず。いくら堂安に『ポジションを変えよう』と言われても『いや、変えない』と――。そのくらいのワガママを出していいと思うんです。一番輝くところに入るのはチームにプラスアルファになると考えたら…」と語り、パラグアイ戦で攻撃が停滞した一因だったという。

 闘莉王氏はかねて高く評価する伊東について「絶好調に比べると物足りない。そろそろ安定してくれないと…」とし、来年の北中米W杯に向けて、今後の完全復調を期待していた。