バレーボール日本代表前監督で現在は韓国の現代キャピタルを率いるフィリップ・ブラン監督が〝日本凱旋〟を果たして話題になっている。

 ブラン監督は昨夏のパリ五輪まで日本代表を率いて、昨年のネーションズリーグで銀メダルを獲得するなど世界屈指の強豪へ飛躍。パリ五輪後から現代キャピタルで指揮を執ると、さっそく抜群の指導力を発揮。韓国1年目からいきなり3冠を達成して注目されている。

 2年目のシーズンを目前に控える中で、最終調整の地としてブラン監督は慣れ親しんだ日本を選択。8日から名古屋で本格的に練習を開始した。

 韓国メディア「STNニュース」は今季のブラン現代のキーマンを特集。新たに加入したオポジットのシン・ホジンについて「昨シーズンが終わった後、全光仁(OK貯蓄銀行)と1対1のトレードで現代キャピタルのユニホームを着た。彼は身長(187センチ)が大きくはないが、高いジャンプ力と攻撃力を持つオポジットスパイカーだ。フィリップ・ブラン監督がどのように活用するかが関心事だ」と指摘した。

「彼は日本の名古屋でのトレーニングに合流し、こう語った。『訓練を数日しなかったが、このレベルは高い。そのようなチームではミス一つが非常に大きく感じられる。毎日試合をする感じでトレーニングするようだ』」。ブラン現代のチーム全体のレベルの高さに驚いた様子だ。

 新天地での適応が難しく、実力を発揮しきれずに終わってしまう選手もいるのがプロの世界。だが、ブラン監督はそうした場面でも手腕が光る。

 シンは「ブラン監督と3回も面談を行った」と積極的に直接コミュニケーションを図っていると強調。「監督が、今やっているプレーをそのままやればいいと言ってくれた。また、ファイティングスピリットをチームに注入してくれと言われた」とゲキを受けて発奮している。「それがまた私のキャラクターだと思う。雰囲気をしっかり(つくって)責任を負うことができるのが私の長所でもあるから」と新加入ながら心身ともに充実の日々を過ごしている。

 ブランマジックは韓国の強豪でも冴えわたっている。