日本相撲協会の諮問機関、横綱審議委員会(横審)の定例会合が29日、東京・両国国技館で開かれた。
大相撲秋場所は横綱大の里(25=二所ノ関)が2場所ぶり5度目の優勝を達成。千秋楽の本割で横綱豊昇龍(25=立浪)に押し出されて星で並ばれたものの、決定戦で寄り倒して横綱として初めて賜杯を手にした。
横審の大島理森委員長(元衆議院議長)は両横綱による決定戦について「16年ぶりとなった横綱(同士による)決定戦。今場所はいよいよ両横綱の〝大豊時代〟がきたなと。両横綱とも横綱としての重責をしっかりと果たした。大の里関は一層の進化を遂げた結果としての優勝。立派だった。豊昇龍関は場所前のケガ(腰痛)を乗り越えながら横綱としての責任と気迫を見せていただいた。さらに体調万全にしながら、スピードと気迫のこもった横綱を目指してほしい」と総括した。
7月の名古屋場所は横綱が優勝争いに絡めず平幕優勝。今場所は15日間を通じて両横綱が優勝争いを引っ張ったことについては「あっぱれであります。この一言。両横綱とも先場所のさまざまな思いを胸に秘めながら、それを乗り越えようと。横綱としての自覚と責任において稽古に励み、戦い抜いた姿がこういう結果になった。続けてほしいと思います」と絶賛した。












