大相撲秋場所14日目(27日、東京・両国国技館)、横綱豊昇龍(26=立浪)が関脇若隆景(30=荒汐)を立ち合いの変化からはたき込んで12勝目(2敗)。首位を走る横綱大の里(25=二所ノ関)と1差を死守し、千秋楽での逆転優勝へ望みをつないだ。
横綱が見せたまさかの変化について、審判部長の高田川親方(元関脇安芸乃島)は〝擁護〟。「豊昇龍も最初から狙ったわけじゃないと思う。若隆景が突っ込んでいって、変わり気味に上手を取りにいったところで勝負がついた。しっかり相手を見て冷静だったということ。(変化を)狙ったようには見えない。上手が欲しかったのでは」との見解を示した。
日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)は「必死さでしょう。どうしても明日(大の里との楽日決戦)にいきたいというね。お互い横綱として初めての優勝だから。必死さが伝わってきた」と心中を推察する一方で「今日来たお客さんには申し訳ない」と複雑な表情を浮かべていた。












