F1アゼルバイジャン・グランプリ(GP、決勝21日)予選が20日に行われ、レッドブルの角田裕毅(25)が6位に躍進を果たし、悲願の初表彰台へ好位置につけた。
去就が大きな注目を集める中で迎えた正念場の一戦で、19日のフリー走行1回目(FP1)は6番手に躍進。同僚でスーパースターのマックス・フェルスタッペンを上回る快走を見せた。ただ、その後はロングランでのペースを重視した調整を行い、FP2は14番手、FP3は16番手と伸ばせなかった。
そして予選は大荒れの展開となる。1回目(Q1)で赤旗が2回出るなど乱戦模様に。その中で角田は堅実なドライビングで12位で通過。続くQ2も赤旗が出て中断となるなど厳しい展開の中で、角田は際どいながらも10番手に滑り込みQ3へと進出を果たした。
最終Q3もまさかの展開に。序盤でこのコースを得意とするシャルル・ルクレール(フェラーリ)がクラッシュ。赤旗が出た上に、天気も大粒の雨が降るなどコース上も読みづらい状況となる。
さらに再開後は、タイトル争いを展開するオスカー・ピアストリ(マクラーレン)がまさかのクラッシュ。予選で実に6回目となる赤旗で史上まれに見る大荒れの予選となった。
角田はタイミングが合わずなかなかタイムを出せない中で、残り時間わずかで残り8台が一斉にコース上へ。角田は一番後ろの位置から一発勝負にかける。そして今季圧倒的な速さを見せるランド・ノリス(マクラーレン)を上回り、6位に食い込む大健闘を見せた。
驚異のパフォーマンスで上位争いが可能な位置になり、決勝へ向けて期待が沸騰。SNS上では「ノリスの上まじ?」「ノリス食った」とタイトル争いの渦中にあるノリスを上回ったことに驚きの声が続出。さらに「これ、バクーなら角田君表彰台乗れるのでは」「角田さん表彰台のチャンスじゃないの?」「これワンチャン角田 初表彰台見れるかも」などと悲願の表彰台へ期待が急激に高まっている。
波乱のアゼルバイジャンGPで、角田がいよいよ快挙へ近づいてきた。













