F1レッドブルの2番手ドライバー、角田裕毅(25)の来季アルピーヌ入りが消滅した。

 強豪チームに加入するも低迷する角田は今季限りでレッドブルと契約満了を迎えることから、このまま退団となることが確実視されている。来季に向けてはマネジャーがアルピーヌ移籍に向けて交渉を行っていたと報じられており、レッドブルやレーシングブルズに残留する以外で唯一の選択肢とみられていた。

 しかし、専門メディア「RACE」によると、アルピーヌの実質的な代表でエグゼクティブアドバイザーを務めているフラビオ・ブリアトーレ氏は、来季も残留するピエール・ガスリー(フランス)とチームメートになるドライバーについて「フランコとポールのどちらかになる」と明言。途中で加入したフランコ・コラピント(アルゼンチン)とリザーブを務めているポール・アロン(エストニア)に絞られたという。

 ブリアトーレ氏は9月に入るまで、アルピーヌのセカンドドライバーについて「角田の名前も検討されている」と語っていた。しかし最終候補を2人としたことで日本人ドライバーが来季に加入する可能性は完全に消滅したといえる。同氏は「私の関心はチームに最高のドライバーを迎え入れ、最高の仕事をしてもらうこと。それだけだ」と語った。

 いよいよ窮地に追い込まれた角田は、アゼルバイジャン・グランプリ(GP=21日決勝)で起死回生の走りを見せられるだろうか。