自民党総裁選(22日告示、10月4日投開票)に出馬を表明した小林鷹之元経済安全保障担当相が17日、都内で行われたスポーツ紙・夕刊紙の合同インタビューに応じた。「正々堂々とフェアにやりたい」と勇んだ小林氏も、家では中学3年生の娘の行動に一喜一憂する〝パパ〟だった。新人女性記者が〝コバホーク〟のプライベートに迫った――。

 小林氏は昨年の総裁選に出馬した際、自身のユーチューブチャンネルで、当時中学2年生の長女から「パパが総理大臣やってる日本になんて、私住みたくない。こんな家でいい加減なパパが総理なんてできるわけないじゃん」と言われてショックだったと明かしていた。

 1年たって変化はあったのか。今年の様子を尋ねると「娘は思春期なので、会話をすることが今ちょっと難しく…。推測すると、去年の思いはますます強くなっている気がする」とのこと。

 小林氏は職業柄、長女と過ごす時間が短く、自身を「良い父親とはいえないんじゃないか」と評価している。本当は自由な時間をすべて長女に使いたいそうだが、「娘は最近それも、うっとうしくなってきたみたい。せっかく時間取って『どこか行こう』って言っても『いやいい』って」長女側がNG。少し悲しそうに語る姿は、娘に振りまわされる父親そのものだった。

 しかし、距離感の変化を思わせるエピソードも。「(娘は)『パパの演説なんか聞きたくない』と、いつも妻には言っているらしいんです」というが、昨年の総裁選の最終演説を聞きに来ていたという。その事実を後から妻から聞いて「ありがたいなと思った」とニッコリ。

 また、今年の参院選で千葉選挙区から出馬した豊田俊郎氏を応援する小林氏の演説会場にもいたという。「なぜかその場にいて緊張しましたね。『あんなパパががなりたてて、うるさいだけだよね』って最初言ってたらしいけど、2、3日後に『パパ、あんなに豊田さんのこと応援してて豊田さんとパパの関係ってすごいんだね』って妻に言っていたみたいで、そういうのを伝え聞くとホッとします」と振り返った。

 また、小林氏は政治の話を家でしないように意識しているという。長女が通う学校の公民の授業で自民党総裁選がテーマだった時でも「(娘が)淡々とやってくれているので助かる。こっちとしてはありがたい。もし自分が娘の立場だったら絶対嫌だと思う」と改めて感謝した。

 冷たくあしらわれる時もあるようだが、関係は良好のようだ。最近、長女は石焼きビビンバにハマっており、2人で食べに行くこともあるそう。「妻がいると絶対、私を見て話さない。でも2人で行くと、結構話してくれる。いつもなんか無視されてる感じなんですけど、その時だけは(話してくれる)。そういう時間を大切にしている」と優しい笑顔を浮かべた。

 そこで、「もしも仮に将来、娘が彼氏として小泉進次郎氏のような男性を連れてきたらどう思うか」と問うと、「いいんじゃないですか」と意外な反応。「娘は、自分よりもしっかりしている。自分の中でそうじゃないと思っても、娘が選んだ人だから信じますよ。妻が何か言うかもしれませんけどね。どういう男かは吟味します」とキッパリ。石破茂首相や茂木敏充前幹事長のような人物が彼氏としてやってきても「大丈夫!」と強気だったが、表情は少し苦々しかった。