F1レッドブルと今季限りで契約満了を迎える角田裕毅(25)にとって唯一の扉が閉ざされてしまうようだ。

 すでにレッドブル退団が確実視されている角田には来季のアルピーヌ入りが浮上。マネジャーが実質的な代表であるフラビオ・ブリアトーレ氏と交渉を行っており、かつてのチームメートでアルピーヌと契約延長したピエール・ガスリー(フランス)と再び同僚になることが来季にF1界に残留する唯一の選択肢と報じられていた。

 しかし、専門メディア「F1 OVERSTEER」は「ブリアトーレは2026年F1グリッドでシート獲得について周冠宇(中国)と交渉を行った。現在フェラーリのリザーブドライバーだが、F1復帰を希望している」とし「周は1年間の休養をへて復帰を目指しているが、アルピーヌがルノー傘下チームへの投資について中国の自動車大手・吉利汽車と交渉を進めていることから、この中国人ドライバーはブリアトーレのレーダーに探知された」という。

 つまり中国企業の新スポンサーを獲得するために、周を招き入れようというもの。実際、今季途中からアルピーヌのドライバーとなったフランコ・コラピント(アルゼンチン)については「彼のスポンサーがアルピーヌに1500万ポンド(約30億円)支払っている」と指摘したように、大きな資金力を得るための加入になる見込みだ。

 角田にとってはF1界に生き残る唯一の道と思われていたが、来季にシートを得ることはできるだろうか。