【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。13日からいよいよ東京2025世界陸上が開幕します。より速く、より高く、より遠く。選手たちはこの大舞台での活躍と記録の更新を目指し日々努力を続けています。連日の熱戦から目が離せませんね!
日々努力を積み重ね自らをアップデートし続ける陸上選手に関連し、今週は、過去作からの大きなアップデートがポイントの一作「ヒックとドラゴン」を紹介します。
同作は、2010年公開の同名アニメ映画を実写化した、今月5日公開の最新作です。何世代にもわたり人間とドラゴンが争いを続けてきた島を舞台に、心優しい少年と傷ついたドラゴンが友情を育み、互いが共生できる方法を模索する――というストーリーです。
今作のポイントは、劇場アニメシリーズを手掛けた監督のディーン・デュボアが、変わらず脚本監督を務めているという点です。つまり、彼はアニメーターでありながら実写映画をやっているということです。特に、ドラゴンの描き方にかなりその特徴が出ているなと感じました。例えば、ハリー・ポッターなど今までのファンタジーもののドラゴンはかなりリアルに描かれていたと思うんですが、今作は元のアニメを思わせるアニメ調の仕上がりになっていました。主人公の少年は実写なのに、ドラゴンはアニメ調で、どこまでが実写でどこまでがアニメーションなのか境目がわからない。それが非常にリアルに感じられて面白かったです。
それと同時に、音楽もポイント。監督同様、ジョン・パウエルという作曲家がアニメ版から継続して実写版も音楽を担当しています。アニメ版の名曲はもちろん、新たに作り直した曲もあり、素晴らしいアップデートを遂げました。
アニメ版も素晴らしい名作なのですが、実写版はよりこだわりを感じました。昔の時代ではできなかった、技術の進歩、時代の変化によるアップデートが大変よくできていた映画だと感じましたね。
陸上競技は人間との戦いであるとともに、自分との戦いですよね。仮に世界記録を出せたとしても、その記録をさらに更新するために、彼らは努力を続けるでしょう。今作も「さらに良い映画を」と上を目指し続ける制作陣により生まれた映画だと思いました。永久にアップデートを続けるというクリエイター魂を感じる、こだわりの詰まったすごく丁寧な作品です。ぜひご覧ください。












