F1アルピーヌがピエール・ガスリー(29)と2028年まで長期契約を発表したことを受けて、レッドブルの角田裕毅(25)の移籍待望論が沸騰している。

 ガスリーはアルピーヌとの契約延長を6日に発表。これを受けてアルピーヌファンを中心に、未定となっている第2ドライバーに角田を招へいするよう熱望する声が高まっている。

 英メディア「F1オーバーステア」は「ファンはアルピーヌに対し、レッドブルの角田裕毅をピエール・ガスリーの2026年のチームメイトとして契約するよう懇願している」と報道。アルピーヌの発表に対するファンのコメントとして「レッドブルが彼を解雇するなら、来年もユウキと契約してほしい」「さあ、ユウキと契約して!」「よし、今度はピエールに再契約ボーナス(ユウキをチームメートに)を支払え」「次のステップは、今すぐユウキを獲得することだ!」などと角田の獲得を求める意見が急激に高まっている。

 第2ドライバーが未定のアルピーヌは、チームを事実上指揮するフラビオ・ブリアトーレ氏が角田の実力やガスリーと公私にわたって親交が深いことなど考慮して、水面下で交渉が進められているとされる。そうした背景もあり、ファンはアルピーヌで黄金タッグの結成を望んでいるのだ。

アルピーヌと大型契約を結んだ角田裕毅の「元盟友」ガスリー(ロイター)
アルピーヌと大型契約を結んだ角田裕毅の「元盟友」ガスリー(ロイター)

 また、ガスリーの発した言葉にも注目が集まっている。長期契約に際して自身のX(旧ツイッター)で「チームとの契約を延長したことを興奮しながら発表します。未来はとても明るく見えます。まだやるべきことはたくさんありますが、チームがトップで戦うために必要な一歩を踏み出すと確信しています。アルピーヌで勝ちたい、それが私たちの目標です」と語った。このコメントの端々で、角田獲得への思いを〝匂わせ〟ているとの指摘が出ているのだ。

 同メディアは「あるファンは、ガスリーが新契約を発表したXの投稿で『未来は明るい』などと述べたことを、26年シーズンにコラピントの後任として角田がアルピーヌに加入する可能性を示唆していると解釈した。彼らは『ピエールがユウキのチーム加入をリークしたのはナイスだ』と述べており、ユウキがチームに加入すれば、再結成となるだろうと称賛した」と伝えた。

 その上で2人の盟友関係を改めて強調。「フランスと日本のスターであるこの2人は、共に過ごした時間の中で強い絆を築いていた」と最高のコンビで相乗効果が期待できると主張した。7日のイタリア・グランプリ(GP)決勝では、角田がサーキット内外で脚光を浴びそうだ。