石破茂首相は2日に党本部で開かれた自民党両院議員総会の終了後、続投する方針を表明した。
総会の冒頭で石破首相は大敗した参院選を振り返って自身の進退問題について「しかるべき時期にきちんと決断することが、私が果たす責務であります」と明言した。
しかし、森山裕幹事長の辞意表明に続き、小野寺五典政調会長、鈴木俊一総務会長、木原誠二選対委員長の党4役が、参院選の責任を取る意向を伝えるなど今後の政権運営が困難な情勢になっている。
臨時の総裁選挙をめぐっては逢沢一郎総裁選管理委員長がこの日、党所属議員たちに対し総裁選の可否について8日に結論を出すよう文書を出した。
総会終了後、ある自民党議員は「総裁選は党則第6条第4項に基づき実施されるかもしれませんよ…」と指摘。その理由として麻生太郎最高顧問が3日に横浜市で開く予定の麻生派研修会で、総裁選の実施を求める意向を示すことが予想されているからだという。
「裏金問題で党内の派閥が解散する中で、麻生派は40人います。麻生氏は講演で総裁選に関する手続きがスタートしたことを受けて講演を行う。派閥の議員たちは臨時総裁選の判断に影響はないと言うが、麻生氏に引きずられる格好になるのではないかと思う。麻生派だけでなく、我々ほかの議員たちにも影響が出る可能性は十分にあります」と自民党議員は述べた。
永田町関係者などによると、石破首相は2日夜に公明党の斉藤鉄夫代表と都内ホテルで会談。総裁選前倒しの是非を問う手続きを受けてこれからの政権運営などに関して意見交換を行ったとみられているという。
「斉藤氏は党内で窮地に追いつめられた石破首相の続投をいち早く支持した。しかし麻生氏や岸田文雄元首相たちは狡猾ですよ。石破、斉藤両氏は権力闘争に強いのか否かが問われる流れになっている」と永田町関係者は指摘した。












