自民党の鈴木宗男参院議員は2日、党本部で開かれた両院議員総会の終了後、報道陣の取材に応じた。
宗男氏は総会で参院選の敗因分析などの総括をまとめた総括報告書に関して一定の評価を示したが、問題点も指摘したという。
「候補者たちの運動量や有権者と接する態度や熱量、その取り組む姿勢によって選挙結果に影響します。この点を(報告書の中で)触れてほしかったと言いました。石破さんも『選挙とはそういものだ』とおっしゃっていた」
党内では〝総裁選前倒し〟実施を求める議員たちの数が増加中。「100万人の自民党員の意向より、1億2000万、日本国民の思いが大事。石破さんに解散総選挙をしてもらうことが一番、公明正大な手続きではないかと言いました」
しかし、仮に石破首相が衆議院を解散して総選挙に打って出た場合、自民党に勝算があると踏んでいるのか。
「私は勝算がある、ないじゃないんですよ。自民党の支持率が上がらないのは『また、仲間内で喧嘩をしている』『コップの中の争い。自民党は変わっていない』というのが国民の声ですよ。だから〝石破、頑張れ〟となっている。総裁イコール内閣総理大臣の可能性が高いわけですから、ならば堂々と総選挙をやって信を問うて勝負した方がより自民党は変わる、再生につながなると思っています」と持論を述べた。
総会の最後には森山裕幹事長が、辞意を表明し石破首相に進退を預けるサプライズが起こった。その後、小野寺五典政調会長や鈴木俊一総務会長、木原誠二選対委員長の党4役が、参院選で大敗した責任を取るとして、辞任する意向を石破首相に伝えている。
宗男氏は森山氏の辞意表明に「石破総裁の預かりとなった。森山さんは自分の責任を明らかにしただけなんです。自民党の党役員は1年が任期で、月末が任期です。それまで森山幹事長には幹事長を頑張ってもらうしかない」と語った。












