ヤンキース傘下の3Aスクラントンでプレーする前田健太投手(37)が、今季限りで米球界に区切りをつけることを米メディアも報じた。

 前田は31日にテレビ東京で放送された「スポーツ リアライブ~SPORTS Real&Live~」の中で「年齢的にも若くない。今年で終わりっていうのは決めているので。アメリカは。もし万が一メジャーで20勝しても今年でアメリカは最後と決めていた。来年は日本に帰りたい」などと告白。すでに家族は帰国し、単身でマイナー生活を送っているという。

 広島で97勝を挙げ、ドジャースに加入した2016年から2年連続で2桁勝利をマーク。ツインズ時代の21年に右ヒジのトミー・ジョン手術を受けからは成績が伸び悩み、タイガースで迎えたメジャー10年目の今年5月に初めてマイナー降格となった。

 MLBの移籍情報を伝える米メディア「トレード・ルーマーズ」は31日(日本時間1日)、前田が語った意向と経歴を報道。「タイガースとの契約初年度に深刻な不振に陥った前田健太は、今年ブルペン転向しても状況は好転せず、5月上旬に解雇した」とし、カブスとヤンキースのマイナー2球団で残した76回1/3、防御率6・25の成績を「かつての面影を見せることはなかった」と評した。

 また、佳境を迎えた今後のシーズンの見通しについて「ヤンキースが9月に前田を昇格させる可能性は低い」と伝え「メジャーリーグでの経歴はドジャース、ツインズ、タイガースでの(実働)9シーズンにわたる226試合(先発172試合)で幕を閉じる見込みだ」と報じている。

 日本球界では前田と同学年の秋山(広島)、田中将や坂本(ともに巨人)、大野(中日)、柳田(ソフトバンク)らが活躍を続けている。右腕がどこでプレーするのかも大きな話題となりそうだ。