大相撲の元横綱白鵬翔氏(40)が28日、自ら創設した世界少年相撲大会「白鵬杯」の会場を東京・両国国技館から移転することを明かした。
10月に東京、愛知で上演されるモンゴルの舞台作品「モンゴル・ハーン」の公式アンバサダーを務める白鵬氏は28日、都内で会見に出席。「日本とモンゴルは相撲以外にも文化的に深いつながりがあるし、両国の絆が深まることを心から祈ります」と語った。
白鵬氏は6月に日本相撲協会を退職。「世界相撲グランドスラム構想」を掲げ、アマチュア相撲の発展と五輪競技採用を目指す活動に取り組んでいる。会見後に取材に応じた白鵬氏は、自身の近況について「8月は(大相撲時代の)後援会や弟子の親にあいさつしに行った。今後の報告もあるので。スペインにも行って(同国の相撲団体との)つながりもできた」と説明。その上で、世界相撲グランドスラム構想の進展に関しては「改めて発表したいと思うけど、着実に進んでいる」と手応えを口にした。
また、自身が創設した「白鵬杯」についても言及。現役時代の2010年にスタートした同大会は14年から国技館で開催され、今年2月には第15回大会が開かれた。白鵬氏は「ずっとやり続けないといけない責任を感じている」とした上で、来年2月の次回大会は国技館から東京・江東区の「トヨタアリーナ東京」(今年10月に開業予定)へ会場を移して開催することを明かした。
現役時代から親交の深いトヨタ自動車の豊田章男会長(69)が、6月にアマチュア相撲を統括する日本相撲連盟の新会長に就任。白鵬氏は「トヨタアリーナをアマチュア相撲、国際相撲の聖地にしたいという会長の思いがある。そうしたい」と熱弁した。
大横綱の新たな取り組みが、今後も注目を集めそうだ。












