メジャーリーグのレジェンド、ベーブ・ルースと同姓同名の男が集団訴訟の和解金を偽って請求したとして起訴された。米メディア「CP24」が25日(日本時間26日)、報じた。

 テネシー州モリスタウン出身の69歳の男で、本名はルースと同じ「ジョージ・ハーマン・ルース」。郵便詐欺、個人情報の窃盗加重、社会保障番号の不正使用、マネーロンダリング、保護観察官への虚偽陳述、銃器所持など実に91の罪で起訴されていると連邦検察庁がこのほど発表した。

 起訴状によるとルースはテネシー州のいくつかの都市で、自分自身と偽の会社の私書箱を十数か所設置し、全米の集団訴訟管理者に数百通の請求フォームを送った。コンタクトレンズの価格設定疑惑や人材派遣会社に対する人種差別の申し出に至るまで和解の支払いを求め、55万ドル(約8100万円)以上をだまし取ろうとしたとみられる。検察によるとルースは昔の野球選手などの名前を使っていたという。

 ルースは社会保障詐欺の容疑で有罪となり、2020年に懲役刑を言い渡され、23年10月から今年7月まで保護観察期間となっていた。ルースの代理人は容疑についてコメントを控えているという。