【茜さやのほっこり温泉】フリー素材モデルにして大の温泉好き・茜さやが、全国各地の魅力的な温泉を紹介する好評連載。今回はお湯が真っ黒な、シブ~い温泉です。 

 読者の皆様、こんにちは。毎度おなじみ温泉大好き・茜さやです!

 最近「一番シブい温泉はどこ?」と聞かれたのですが、私の答えは即決でココでした!

 宮城・東鳴子温泉にある高友旅館さん。

混浴の黒湯。お湯の色は墨汁のように真っ黒です!
混浴の黒湯。お湯の色は墨汁のように真っ黒です!

 湯船をのぞいた瞬間「え、真っ黒!?」と声が出るほどのインパクト。まるで墨汁を溶かしたみたいなお湯に最初はドキドキしますが、つかれば一変。トロリとした肌触りが体にじんわり染み込んで、思わず「これだ!」とうなってしまう心地良さ。油臭もすごくてこれぞっ!!とまた顔がほころびます。しかもこの黒湯、実は鳴子温泉郷唯一の鉄天然ラジウム泉。そう聞くだけでテンションが上がりません??

 お湯に肩までつかっていると、まるでアニメの黒いモコモコが出てきそうな雰囲気。あの、ほら、子供の頃に見た“まっ黒いアレ”です(笑い)。そんな空想をしてしまうくらい、異空間でなんともいえない味がある。

混浴はちょっと、という人には男女別のお風呂がオススメ。こちらは女湯入り口です
混浴はちょっと、という人には男女別のお風呂がオススメ。こちらは女湯入り口です

 ちなみにこの黒湯、混浴なんですが、抵抗があるよう~って方にはもちろん、男女別の温泉もあります。

フロントのカウンター。なんともいえないレトロな感じがまたディープな魅力!
フロントのカウンター。なんともいえないレトロな感じがまたディープな魅力!

 建物もシブさ満点! 今どきのラグジュアリー宿とは真逆のたたずまいですが、そこがまた新鮮! そして何より、温泉マニアたちは「黒湯といえば高友」と口を揃え、わざわざ通い詰めているほど。とても奇麗とは言えないけれど、奥深い魅力があるからこそ、リピーターが絶えないんです。

 さらに黒湯だけじゃなく、泉質の違うお風呂も揃っていて、1軒で湯巡り気分を味わえるぜいたくさ。だけど最後にはやっぱり黒湯に戻ってしまう…その吸引力がすごい!

泉質が違うお風呂もいろいろと揃っていますよ
泉質が違うお風呂もいろいろと揃っていますよ

 なんと日帰りで貸し切り風呂も空いていれば使えるので、混浴はちょっと…1人でゆっくり…という方にももってこい♪

 万人受けするかどうかはさておき、「ただのお風呂じゃ物足りない!」という人にはドンピシャ。温泉文化のディープゾーンに一歩踏み込みたいなら、高友旅館の黒湯で決まりです!

【東鳴子温泉 高友旅館】宮城県大崎市鳴子温泉鷲ノ巣33―1。泉質=含硫黄―ナトリウム―炭酸水素塩泉。問い合わせ=℡0229・83・3170。日帰り入浴=大人500円、子供300円。交通=JR陸羽東線「鳴子御殿湯駅」から徒歩約5~6分。