【茜さやのほっこり温泉】フリー素材モデルにして大の温泉好き・茜さやが、全国各地の魅力的な温泉を紹介する好評連載。今回は夏にこそ行きたい、長野の熱~い温泉です。
読者の皆様、こんにちは。毎度おなじみ温泉大好き・茜さやです!
毎日暑いですね~! 今日はそんな暑い夏にガツン!!と効く熱い温泉をご紹介します!
ここは湯田中渋温泉の「山崎屋」さん。湯田中渋温泉は開湯1350年余の歴史を持つ温泉地で、豊富な湯量と多彩な泉質が特徴。渋温泉の旅館へ宿泊すると9つの外湯を巡る「外湯めぐり」を楽しむことができます。
そんな中でもお気に入りの浴室の扉を開けた瞬間、まず目に飛び込んでくるのが志賀高原の大沼池。といっても、もちろん本物ではない。壁にどーんと1枚の大きな写真。湖の静けさと深い青をそのまま浴場に連れてきてくれる。湯気の中にぼんやり浮かぶ湖畔の景色が、なんともいい。
そして、ここの湯がまたすごい! さすが渋温泉、とにかく熱い…! チェックイン時に亭主さんが「熱かったら蛇口から水を入れてね~」と軽く言っていたのだが、「いやいや、そこそこ熱湯には慣れてますよ~」と思っていた私。…が、かけ湯をした瞬間に確信。無理!!!!!(笑い)。仕方なく、苦肉の策で蛇口からちょっと加水。なんと源泉温度は90度超え。温度調整のため加水ありでも湯落ち口55度…恐るべし…。
とてもとても悔しいけど、これが正解だった。加水の後ゆっくりと入浴。皮膚がチリチリするような熱さなのに、数分すると「あれ?」と不思議な感覚に変わってくる。むしろ冷たいような?爽やかさ。これはどうやら“感覚の錯覚”らしいけれど、理屈はともかくクセになる気持ちよさ。
天井が吹き抜けていて外の光が入るので、キラキラと輝くお湯はとろみがあり、肌にまとわりついてくるような感じ。浴槽内はツルツルすべる。いい温泉だ~としみじみ。
湯上がりの風が、これまた最高。夏に熱湯ってどうなの?と思っていたのに、いまや「夏こそ熱湯」派になりそうな勢いだ。
ちなみに渋温泉の夜は、驚くほど静か。木造の古い建物が並ぶ温泉街を、浴衣でカランコロンと歩けば、それだけで旅気分が上がる。人混みでごちゃごちゃした観光地が苦手な人には、まさにぴったりの場所! 近くにある人気のカフェ「ENZA CAFE」も素敵でした。
「温泉は、もう行き飽きたなぁ」という人にこそ、こっそり教えたい、湯田中渋温泉・山崎屋。熱くて、冷たくて、静かで、どこか懐かしい。そんな不思議な夏の一泊を、ぜひ。
【湯田中渋温泉 山崎屋】長野県下高井郡山ノ内町平穏2299。泉質=ナトリウム・塩化物硫酸塩温泉。問い合わせ=℡0269・33・3025。日帰り入浴=500円。交通=電車は長野電鉄「湯田中駅」からバスまたはタクシーで約6分。車は長野自動車道「信州中野IC」から約20分。
















