新日本プロレスに凱旋したYuto―Ice(ユウト・アイス=28)とOSKAR(27)の「ノックアウトブラザーズ(K.O.B)」が、「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」加入の真意を明かした。約1年7か月の海外武者修行で変貌を遂げた2人は、9月28日神戸大会でIWGPタッグ王者のタイチ&石井智宏への挑戦が決定。改名に込めた思い、そして今後の野望とは――。
K.O.Bは2024年1月から英国をはじめとした欧州各国、ニュージーランドを転戦し、17日有明アリーナ大会に電撃登場。「国籍は違っても兄弟以上、家族以上の存在」(OSKAR)という理由から、タッグチーム名も以前の「ヤングブラッド」から変更した。
リングネームも本名の中島佑斗から改名したIceは「〝ICE〟ってダイヤモンドとかジュエリーって意味なんだよ。光の反射で氷みたいに輝いて見えるから」とその意図を明かす。ちなみに、初めて出場した岐阜の地下格闘技の大会名「AMBITION(野望)」が刻まれたトレードマークのネックレスは「だいたい高級車一台分の値段」だという…。
帰ってきた2人が選んだのは、デビッド・フィンレーが率いるWDとの共闘だった。Iceはその理由として「単純に一番楽しいケンカができるから。だからアイツらとつるもうと思った。これまでバレットクラブにはいろんなリーダーがおったけど、フィンレーやったらOKかなって。他のヤツだったら付いて行っとらん」と説明。OSKARも「フィンレーは世界最高のレスラーで、外道という名コーチの近くにいるレスラーはどんどんレベルアップしている。WDにはウソがなく、リアルファイト、リアルエネジーを感じる。他のユニットじゃ強いヤツは作れない」と呼応した。
有明大会では強烈な合体技でタイチをKOし、神戸大会でのIWGPタッグ王座挑戦が決まった。Iceは「タイチと石井は強いから、アイツらからベルトを取りたい。ベルトを取ったら強いヤツが寄ってくる。強いヤツとケンカして、それでカネを稼ぐ。もちろんタイマンは大好きやけど、まずはタッグやな」と力強く宣言する。
また、岐阜・大垣市立東中学校の先輩で、かつて付け人を務めた棚橋弘至は、来年1月4日東京ドーム大会での引退を控えている。「棚橋弘至がおったから新日本を知って、人生変わったから。やらなきゃいかんとは思っとるけど、誰でも狙えるポジションに行く。自分という存在がカネになれば、必然的にやることになるから、そこまで行く」と言い切った。
新世代戦士がしのぎを削る現在の新日本マットは、まさに群雄割拠。〝触るな危険〟のK.O.Bが、タッグ戦線から嵐を巻き起こす。
☆ゆうと・あいす 1997年1月7日生まれ。岐阜県大垣市出身。本名は中島佑斗。2020年6月に入門し、21年2月後楽園大会でデビュー。左ヒジを負傷し長期欠場も同年10月に復帰した。24年1月からOSKARとともに海外武者修行へ出て25年8月に凱旋し、リングネームを改名した。180センチ、105キロ。
☆おすかー 1998年7月14日生まれ。ドイツ・ハンブルク出身。2019年1月にニュージーランドのファレ道場に入門し同3月にデビュー。22年5月に新日本・野毛道場に再入門し、同11月の有明大会で再デビューを果たした。25年8月有明大会で海外武者修行から凱旋し、リングネームを変更。201センチ、115キロ。















