海外スポーツメディア「MARCA」は16日(日本時間17日)に「大谷翔平の新たなアプローチは負傷に悩むドジャースに希望を与える」と題した記事を投稿。ドジャース・大谷翔平投手(31)の打撃スタイルの変化について指摘した。

 同メディアは、負傷者が続出し未だ先発ローテーションがも不安定な状態となっているチーム状況について触れながら「この嵐の中心にいるのは、チームの二刀流スーパースター・大谷翔平だ。打撃陣が低迷し、他の主力選手も健康問題を抱える中、注目は大谷の打撃での活躍に移っている」と評価。

 さらにはMLB解説者のピート・フォックスの言葉を引用しながら「『ショウヘイ・オオタニは、ボールを打つためにスイングを短くしている』とフォックスは指摘した。この変化は、大谷のトレードマークである大きく爆発的なスイングからの転換を示している。彼は代わりに、コンタクトと安定性を向上させるために、よりコンパクトでコントロールされたスイングを採用している」と打撃スタイルの変化を指摘した。

 大きなスタイルチェンジは如実に効果を生み出しているようだ。同メディアは「この大きな変化にもかかわらず、大谷のフォームは依然として非常に印象的です。ストライド幅は現在51・8%で、パワーヒッターのアーロン・ジャッジ(47・9%)とフアン・ソト(66・3%)の間に位置しています。一方、打球速度は時速75・5マイル(時速113・7キロ)で、MLB平均の時速72マイル(時速112・7キロ)を大きく上回っています」と数値上の変化を提示した。

 スイングはコンパクトになりながらも打球速度は高水準を維持。この新たな大谷のスタイルを同メディアは「投手がオフスピードやうまく配置された投球で彼の弱点を突くことを困難にしている」と絶賛した。

 16日(日本時間17日)のパドレス戦は6―0で快勝したドジャースだったが、それまでは低調気味だったドジャース打線。それだけに「大谷の活躍は単に価値があるだけでなく、チームに不可欠だ」と評した。