夢の〝王者対決〟に前向き!? RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ(35=ブラジル)がインタビューに応じ、格闘技イベント「RIZIN.51」(9月28日、愛知・IGアリーナ)で堀江圭功(30)を迎えてのV5戦へ意気込みを語った。さらに、4年の間ベルトを守り続ける絶対王者は、堀江戦後の展望についても言及。期待される〝あの男〟との頂上決戦にも注目発言だ。
対戦する堀江について、サトシはまず「お酒のにおいがしますね。酔っ払うと面白い」と苦笑いで、その酒豪っぷりを指摘。それでも〝歩くテストステロン〟とも呼ばれるほどの生物的強さを誇る挑戦者を「選手として本当に強い。打撃が強いし、スピードも速いし。投げのディフェンスもできるから、ライト級の中でも強い選手だと思います」と評した。
中でもまず警戒すべきは、スタンドでの打撃だという。だが、自身も元SB世界スーパーライト級王者・鈴木博昭の指導のもと、打撃で著しい成長を遂げている。
「最初から絶対にそれ(立ち技)の勝負をするから。もうチャンピオンになって4年だから。もう〝グラウンドだけ〟ではあまりよくないですよ」と、スタンドでの攻防にも向き合うつもりだ。
それを踏まえて試合展開を「いつも通り面白い試合。始めてから、みんなが絶対に集中するから。ちょっとだけ横を見たら試合が終わりかもしれないですよね」と一瞬も目が離せないものになると予告。「KOもありえる? もちろんです。そんな気持ちがあります」と拳を握った。
絶対王者は、すでに次も見据えている。今年も開催される大みそか大会について「(間隔が)3か月ぐらいだから問題ないと思います。チャンスがあれば試合したい」と出場に前向きだ。ただし対戦相手については「うーん、なかなか。ちょっと難しい」と表情を曇らせた。強すぎるがゆえのマッチメークの難しさがあるのは事実だ。
そんな中、待望されるカードの1つがフェザー級で絶対的な強さを見せているRIZIN同級王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(24=キルギス)との階級を超えた戦いだ。1つ下の階級の王者との対戦にサトシは「みんなから見たいって言われます。彼も9月の同じの日に試合しますから」と、同日に次戦を控えるだけに条件はそろうことを強調。その上で「私は本当にどっちでもいい。今まで相手を選んでいないから。これからも選ばないから。みんなの一番見たい(試合)ならやります」と断言した。
ちなみにサトシは71キロ級、シェイドゥラエフは66キロ級の王者だ。もし試合をすれば、その間の体重で契約することになりそう。サトシは「69(キロ)ぐらいなら問題ないけど、それより下はできない。パフォーマンスがよくなくなる。それならやる意味がないと思います」。夢の対決が実現なるかも注目されそうだ。
☆ほべると・さとし・そうざ 1989年9月19日、ブラジル・サンパウロ出身。2006、09、10年とブラジリアン柔術世界選手権を制し、13年10月から総合格闘技に挑戦。REAL FCで5連勝し、同団体のスーパーライト級王座を戴冠した。19年4月のRIZIN参戦以降も白星を重ね、21年6月にはトフィック・ムサエフとの王座決定戦で勝利してRIZINライト級王座獲得。これまで4回の防衛に成功している。180センチ、71キロ。












