自民党の青山繁晴参院議員は8日、党本部で開かれた両院議員総会終了後、報道陣の取材に応じた。

 総会は先月28日の両院議員懇談会とは異なり、党の正式な意思決定ができる格上げした形で行われた。現在の自民党議員は衆参合わせて300人。党本部8階の会場ホールは開始前、党執行部などを含めて50人程度の出席者と少なかった。

 終了後、報道に囲まれた青山氏は「最初の石破総理のあいさつは、まだメディアがいらっしゃるところでしたけど、関税交渉があって辞めないとおっしゃった。その後、有村両院議員会長から何度も『総理、発言してください』という求めがありましたが、総理は発言されず、ようやく発言があったら『関税交渉が続いているから』ということで、執行部にも重い空気が流れましたよね」と振り返った。

 出席した複数の出席者によると、参院選の大敗を受け「総裁選を前倒して実施すべきかどうか」と判断をすることになったという。今後は全国会議員や都道府県代表に意向を確認する流れとなった。

「いずれにしても臨時の総裁選を自民党70年史の中で、初めてやる可能性が出たということは間違いない」と青山氏は明かした。

 総会で石破首相の正面3列目に座った青山氏。総会の雰囲気を改めて聞かれ「懇談会の時と同じで圧倒的と言っていいと思いますけど、客観的に『総理は責任を取ってください』という声の方が多かったです。僕は(石破首相の)真正面にいましたけど、途中、居眠りもされた。いつものことですけど。流れが変わって総裁選を含めた決定を総裁選管理委員会に史上初めて預けるとなった時には、ハッキリ不満そうな顔をされて、森山幹事長にも(何か)おっしゃっていました。声は聞こえませんでしたけど」と語った。

 総会の中で石破首相から党執行部が選挙結果を受けて、責任を取るかなど具体的な発言はあったのか。

「まったくない。関税交渉が続いている政治空白を作りたくない、今までと同じ説明で、責任を具体的にどう取るかの話は残念ながらなかったです」と青山氏は悔しそうな表情を見せた。