自民党(石破茂総理総裁)は8日、参院選の惨敗を受けた執行部の責任を議論する両院議員総会を開催した。

 会場の党本部8階は数百人を越す報道陣たちが集まった。先月28日の両院議員懇談会に続き、空席も目立つ。そんな中、石破首相の正面2列目席には麻生太郎最高顧問、3列目に青山繁晴参院議員が座った。

 定刻午後2時半、石破首相はマイクを持ち冒頭で「真摯に謙虚に皆さまの声に耳を傾けたいと思います」と切り出した。

 その上で「アメリカの関税交渉が合意に達したが、それを実行するためのさまざまな問題を抱えています。我が国の関税よりも投資という考え方、そしてアメリカ輸出だけでも4318品目あるため、それぞれの産業に従事している方々に少しでも不安がないように全力を尽くしてまいりたいと思います。引き続き、この日本国に責任をもってまいります。そのためにいろんなご意見を承りたい」と述べた。

 次に森山裕幹事長が両院議員総会について「参院選の総括と今後の党運営」と説明。予定時間2時間に及ぶ、議論をスタートさせた。

 一方、依然として執行部に対する不満が渦巻く中で〝石破おろし〟の行方にも注目が集まった。 総会前、出席した自民党議員は「石破総裁はトランプ関税の成果を強調してきた。しかし、ここにきて日米間で認識の違いが生じるなど厳しく追及されるだろう。旧安倍派や旧茂木派の方たちが総裁選の前倒しを要求することも予想される」と話した。