卓球男子シングルスで全日本選手権覇者の松島輝空(木下グループ)は、最後まで気持ちを切らさずに戦い抜いた。

 男女シングルスの世界ランキング上位選手で争われるWTTチャンピオンズ横浜初日(7日、神奈川・横浜BUNTAI)の1回戦で世界ランキング20位の松島は、同22位の李尚洙(韓国)に3―2で逆転勝ち。第1、第2ゲームを落とすも、第3、4。5ゲームを連取した。試合後には「前は0―2になったらすぐあきらめてしまったり、負けていることが多かったけど、少しでも粘れたことは自分の中では成長している点だと思う」と一定の手応えを口にした。

 前日の練習時には愛用するシューズが破れるアクシデントが発生。今日は新しいシューズを使用したという。「コートが滑ると聞いていたけど、ちょっと自分のイメージよりも滑ってしまって、レシーブでもちょっと力が入らない部分があった」というが「相手も同じ状況だ」と自分のプレーを貫き通した。

 リザーブとして先輩たちの雄姿を見守ったパリ五輪から1年。「(3年後の)ロサンゼルス五輪は自分が日本代表の一番手として出られるような立ち位置になれるように今からも頑張っていきたい」。夢舞台へ向けて、次世代エースは歩みを進めている。