バレーボール女子日本代表の佐藤淑乃(23=NEC川崎)が、ネーションズリーグ(VNL)で見えた収穫と課題を明かした。

 日本時間7月28日の決勝ラウンド3位決定戦で開催国ポーランドに1―3で敗れるも、フェルハト・アクバシュ監督の新体制の下、ベスト4入りを果たした。2日に都内で行われた練習後の取材では「1年目としてはいいと思えるかもしれないが、メダル目前にして勝ち切れなかったのはすごく悔しい経験。日本より世界ランキングが上のチームに勝てる試合があまりなかった。今後は勝っていかないといけないので、今後の課題がすごく見えた試合だった」と悔しさをにじませた。

 一方で、世界の舞台で手応えもつかんだ。「サーブに関しては、攻撃的なサーブを持っているので点数につなげられたのは良かった。まだ決勝ラウンドではミスが多かったので、安定させていかないといけないが、サーブは自分の中で世界の中でも通用するなという感覚は得られた」と振り返る。

 自身のサーブの特長については「相手の胸元に刺さっていくようなサーブで、相手からすると『アウトかな』と思う球が最後にライン際に落ちたり、少しドライブがかかっている分、速さもあると思う」と説明。世界でも通じる武器を明確にできたことは、大きな収穫だった。

 次の戦いとなる世界選手権(23日開幕、タイ)に向けては「今までの日本のチームに比べて少し高さがない分、(VNLでは)ブロックポイントがチームでも個人でも少なかった。グッドタッチが増えることでもっと良いオフェンスを作っていけると思う。そこは次の世界選手権までの日本での練習期間で個人として上達させたい部分」。VNLでの反省点を踏まえ、タイでリベンジに挑む。