まさかのアクシデントも乗り越える! 米総合格闘技イベント「UFCファイトナイト」(2日=日本時間3日、ネバダ州ラスベガス)でパク・ヒャンソン(29=韓国)と対戦するUFC世界フライ級6位の平良達郎(25)が意気込みを語った。
平良は当初、同4位のアミル・アルバジ(イラク)と対戦予定だったが、負傷により欠場。これにより、パク・ヒャンソンと対戦することがが急きょ決まった。だが、このアクシデントにも平良は「僕としては試合をしたかったので、代わりの相手がいるのなら、やりたいという気持ちでした。試合ができることが本当にうれしいので、パク選手には感謝しています」と平常心だ。相手について「ROAD TO UFCで優勝した時から知っている選手ですし、ストライキングが上手で、バックチョークもうまい選手だなと思います」と分析した。
今回は、昨年10月のブランドン・ロイバル(米国)戦で敗れて以来の再起戦となる。プロ17戦目で初めて喫した黒星だけに当初は「そのまま届くと思っていたベルトがすごく遠くに感じたし『またさらに負けると…』とかそういう気持ちも出てきて、負けるとちょっと後ろ向きな気持ちにもなるんだなっていうことが分かりました」と一時は落ち込むこともあったという。
それでも「だからこそ〝前の負けを見返したい〟という気持ちでこの10か月、本当にずっとモチベーション高くいられた。それだけ前回の試合の負けは自分の中で大きかったんだと思います」と負けを糧にできたと強調。10か月ぶりの実戦を前に「トレーニングでも〝俺、強くなってるな〟っていうのはあります。調子が上がってきているのも感じる」と腕をぶした。
負けられない理由はほかにもある。「兄貴分」と慕う岡田遼が9月2日に弥益ドミネーター聡志相手に引退試合を行うのだ。岡田について平良は「アメリカでのトレーニングも一緒にします。困ったら岡田さんに聞けば何かしら答えてくれるので、本当に頼りにしています」と慕う。
その試合のセコンドも頼まれているだけに「岡田さんの引退試合が東京の後楽園ホールで行われるということで、僕としては本当に寂しい気持ちもあります。でも、岡田さんの最後のコーナーにつくためにも、本当に今回の試合はしっかり勝ってバトンを渡したいという気持ちはめちゃくちゃありますね。いい形でいい流れを作って、コーナーにつきたいです」と語気を強めた。
朝倉海や堀口恭司など、日本で人気のある選手の同級参戦も続いている。これに「日本のトップ選手が同じ階級に集まってきて、だんだん熱が上がってきているのも感じます。同じ階級ということでライバル関係になりますし、日本人選手の試合は注目しています。その中で僕も負けずと結果を出したいなと思っています」と闘志をも握らせている。
将来の日本人同士の王座戦実現に「一番盛り上がる試合を日本でできたら最高ですし。それを僕がベルトを取って迎え撃ちたいという気持ちがあります」と意欲を見せた。
最高の再起を果たし、ベルト奪取へ再び前進を始めたいところだ。












