大相撲名古屋場所14日目(26日、愛知・IGアリーナ)、大関経験者の幕下朝乃山(31=高砂)が十両大奄美(32=追手風)を寄り切って5勝目(2敗)。来場所の十両復帰をほぼ確実にした。

 取組後は「とりあえずケガなく終われて良かった」と安堵の表情。「自分の力だけではここまでたどり着けなかった。その気持ちを忘れずにやっていきたい」と周囲への感謝の思いを口にした。

 昨年の名古屋場所で左ひざ前十字靭帯を断裂。手術と長期休場により、番付は幕内から三段目まで転落した。関取返り咲きには「まだ分からないので。水曜日(番付編成会議)を待つだけ」と慎重に言葉を選びながらも「ここで終わりじゃないので。まだ気持ちは折れていない。(大相撲中継で)放送されるところまで戻って相撲を取りたい」と上を見据えていた。