責任重大だ。大相撲名古屋場所12日目(24日、愛知・IGアリーナ)、新横綱大の里(25=二所ノ関)が取り直しの末に幕内一山本(31=放駒)を押し出して3敗を死守。優勝戦線に踏みとどまった。幕内安青錦(21=安治川)と幕内琴勝峰(25=佐渡ヶ嶽)が2敗で首位に立ち、1差の3敗で4人が追いかける展開。V圏にいる6人は、大の里を除いて全員が平幕という状況になった。
今場所は約4年ぶりに番付の東西に横綱が並び、大関以下の役力士も実力者が名を連ねた。角界内でも上位陣によるハイレベルな優勝争いが期待されていた中、横綱豊昇龍(26=立浪)が途中休場。大関琴桜(27=佐渡ヶ嶽)も、すでにV争いから脱落している。このまま平幕優勝を許すようなことになれば、番付崩壊の事態。とりわけ、横綱の責任は大きい。
西岩親方(元関脇若の里)は「(本場所15日間の中で)土俵が荒れてもいいと思うんですけど、最後はやっぱり番付上位が力を示さないと、番付が崩壊してしまいますよね。番付の意味がなくなってしまう。(途中で)荒れるだけ荒れても、最後は(上位が)締めるというのが、一番いいと思う」と切望した。
取組後の大の里は「しっかり残り3日間、集中して頑張ります」。千秋楽で賜杯を抱き、綱の務めを果たすことができるのか。












