スペイン1部の名門バルセロナが「ヴィッセル神戸30周年記念チャリティーマッチ」(27日、ノエスタ)の不参加を発表するも、一転して参戦する見通しとなった。

 バルセロナは23日に「プロモーターによる重大な契約違反」のため日本遠征しないと発表。さらに今回ツアーを仕切るD―ドライブ社は日本側のプロモーターで、日本代表MF久保建英が所属するスペイン1部レアル・ソシエダードのゼッケンスポンサーを務めたヤスダグループが開催費用を支払っていないことが原因と公表した。

 ヤスダグループは本紙の問い合わせに回答しなかったが、その後に状況が一変した。スペイン紙「AS」は「プロモーターは合意した金額を支払い、バルセロナは日本へ出発する」とし「神戸のスポンサーである楽天が金銭面で重要な役割を果たした。こうして神戸との親善試合が開催されることになった」と報道。また未払い金について「スポルト」紙は、500万ユーロ(約8億6000万円)だった伝えた。

 一方、J1神戸は25日早朝に公式Xを更新し「現在、当クラブはFCバルセロナと密に連携を取り協議を重ねておりますが、今後の案内までもうしばらく時間を要する状況でございます」などと説明した。ドタキャンは回避されそうだが、異例の騒動は各方面に大きな影響を及ぼしそうだ。