パキスタンのリアリティー番組のスターでモデルのフマイラ・アスガルさんの腐敗した遺体がカラチの自宅アパートで発見された。32歳だった。パキスタン紙エクスプレス・トリビューンが8日、報じた。

 警察によると、アスガルさんの腐敗した遺体が8日、パキスタン最大の都市カラチのアパートで発見された。遺体発見時、死後20日近くたっていたとみられる。

 アスガルさんは2018年からアパートに一人暮らしをしていた。2024年まで家賃を支払っていたが、その後、支払いが停止した。家主は立ち退き手続きのため裁判所に申し立てを行ったという。執行官を伴った警察チームが家に到着し、物件を押収した。現場に到着すると、アパートは内側から施錠されていた。警官らが強行突入したところ、部屋の一つで腐敗した遺体を発見した。その後、アパートは封鎖され、警察は捜査を行っている。

 死因はいまだ特定されていないが、現場には不法侵入や暴力行為の痕跡はなく、警察は自然死の可能性が高いとみている。死因究明のため、司法解剖が行われる予定だ。警察によると、遺族とは今のところ連絡を取っていないという。

 アスガルさんは芸能界で活躍し、モデルと俳優の両方として活動していた。リアリティー番組出演や朝のテレビ番組でフィットネスに関するアドバイスを披露することでも知られていた。

 この事件はパキスタン国内で注目を集め、多くのファンがニュースに衝撃を受け、一人暮らしの人たちのメンタルヘルスに関する認識やサポートについて疑問を投げかけている。