サウジアラビア・リヤドで開催されたWWEのPLE「ナイト・オブ・チャンピオンズ」(28日=日本時間29日)は、激戦の連続となった。

「キング・オブ・ザ・リング」トーナメント決勝戦は、〝アメリカン・ナイトメア〟コーディ・ローデスが兄貴分の〝毒蛇〟ランディ・オートンと激突。スリリングな攻防を繰り広げたが、なりふり構わぬオートンはコーナーのターンバックルを外して金具にコーディを打ちつけようとした。だが、これが裏目に出てコーディにかわされ、脇腹を金具に打ちつけることに。最後はコーディがクロスローズで沈め、毒蛇超えに成功。同トーナメントを初制覇した。

 これでコーディは真夏の祭典「サマースラム」(8月2、3日=同3、4日、ニュージャージー州イーストラザフォード)で、統一WWE王座への挑戦権を獲得。その統一WWE王座戦では、今年限りで引退する王者ジョン・シナが、かつて名勝負を連発したCMパンクの挑戦を受けた。シナのアティテュード・アジャストメントとパンクのGTSがぶつかり合う激闘となったが、レフェリーがシナとぶつかり失神して不在となり、試合は大荒れに。

統一WWE王座を防衛したジョン・シナは不敵な笑み(©AbemaTV,Inc.)
統一WWE王座を防衛したジョン・シナは不敵な笑み(©AbemaTV,Inc.)

 いつでもどこでも最高峰王座に挑戦できる〝マネー権〟を持つMITB覇者セス・ロリンズが登場。ブロン・ブレイカー、ブロンソン・リードに代理人ポール・ヘイマンを従えて乱入した。パンクをボコボコにすると、ロリンズ軍団と遺恨のあるペンタとサミ・ゼインも現れ、場外で大乱闘になった。

 ようやく乱入者たちが姿を消すと、パンクが悪の道に走ったシナに握手を求めた。シナはこれに応じてパンクと抱き合う。改心したかに見えたが、シナは〝闇〟から抜け出せずパンクに急所蹴りを見舞う。しかしパンクに蹴り足をつかまれ、GTSの体勢で捕獲された。ここで、会場内に残っていたロリンズがMITBのブリーフケースでパンクを一撃。さらに必殺のストンプでパンクをKOした。これに乗じたシナはロリンズを場外に放り投げると、〝漁夫の利〟でまんまとパンクをフォールした。

 またもダーティーな戦法で、ちゃっかりと王座防衛に成功。「サマースラム」では、4月の祭典「レッスルマニア41」で統一王座を奪ったコーディの挑戦を受けることになった。遺恨渦巻くシナvsコーディの再戦はどうなるのか。注目が集まる。

 また〝マミー〟ことリア・リプリーはストリートファイト戦で、怨敵のWWE女子タッグ王者ラケル・ロドリゲスを雪崩式リップタイドで撃破。サミ・ゼインは何かとうるさいカリオン・クロスを、ヘルヴァキック一発で仕留めた。

 この日の「WWEナイト・オブ・チャンピオンズ2025」は「ABEMAプレミアム」にて生中継された。