キックボクシングイベント「THE KNOCK OUT」(22日、東京・国立代々木競技場第二体育館)での「KNOCK OUT―BLACK スーパーフェザー級王座戦」で、王者・久井大夢(19)が龍聖(24)と壮絶な打ち合いの末に判定2―0で勝利してベルトを死守した。

 2人は昨年6月に初対戦し、久井が勝利。龍聖が保持していた同王座を奪取した。それ以来1年ぶりの再戦となったが、試合はまさに激闘となる。1ラウンド(R)から両者引かずに激しく打ち合いパンチと蹴りを交錯させる。ともにダウンを奪わせずに3R戦い、ジャッジ3人が29対29を付けて延長に突入した。

 延長に入っても譲らず殴り合う。だが、中盤以降久井の手数が勝り打撃をヒットさせているようにも見えた。このRも両者ダウンはしなかったが、判定2―0で久井が勝利だ。マイクを持つと「今日も応援ありがとうございました。今回、再戦でこうやって勝つことができて壁をまた1つ乗り越えられたと思います」。さらに「ベルトも防衛できたので次のステップにいきます。スーパーフェザー級を卒業して、次はライト級にいきます」として階級を上げると宣言して、KNOCK OUT―RED王者のゴンナパー・ウィラサクレック(タイ)、KNOCK OUT―BLACK王者の大沢文也を照準に定めた。