レッドソックスを〝追放〟されたジャイアンツのラファエル・ディバース内野手(28)が古巣に目にモノを見せた。

 21日(日本時間22日)、本拠地レッドソックス戦に「2番・DH」で出場したディバースは1点リードの3回二死一塁で元同僚右腕ヘロの2球目の154キロ直球を左翼スタンドに叩き込んだ。

 フロントとの確執により10年3億1350万ドル(約457億7100万円)の大型契約2年目で今月15日に1対4の電撃トレード。それからわずか6日目の移籍1号となる16号2ランでジャイアンツが3―2で勝利した。

 試合後、ディバースはインタビューにニコニコ顔で応じた。米スポーツ誌「スポーツイラストレイテッド」は「まるで童話のよう」と古巣との初対戦でヒーローとなったディバースをたたえた。

「勝利後、ディバースはNBCスポーツ・ベイエリアの試合後インタビューに応じ、ウィリー・アダメスがサプライズでゲータレードシャワーをプレゼントする中、放送中の質問に答えた。サプライズシャワーにディバースは笑顔を浮かべながらインタビューを続けた」と報じると、「これは特に注目すべきことだった。というのも、ディバースがレッドソックスにいた頃、チームはディバースが試合後のNESNとのインタビューに応じないことに不満を抱いていたからだ」と180度の変身ぶりに驚きを隠せなかった。

 さらにディバースはレッドソックス退団の直接の原因となった「一塁コンバート」についても「チームが望むポジションなら何でもプレーする」と〝優等生〟発言。同記事は「レッドソックスとの不和を引き起こしていた複数の要因について、ディバースは考えを変えたようだ」と新天地に溶け込もうとする大砲に好意的だった。