立ち技打撃格闘技イベント「RISE WORLD SERIES 2025」(21日、横浜BUNTAI)での「ISKA K-1ルール 世界ストロー級(51.5キロ級)王座決定戦」で、RISEフライ級王者の那須川龍心(19)がハマダ・アズマニ(24=モロッコ)を圧倒してベルトを奪取したが、KO勝利とはならず、反省を口にした。

 試合は1ラウンド(R)から龍心のペースだった。強烈な左ボディーで圧力をかけて下がらせると、その後も左フックや右ストレートで顔面に打ち抜き、ペースをつかみ続けた。だが、最後のトドメを刺すことはできず。結果は判定に委ねられ、3―0で勝利した。

 試合後、アンバサダーの蝶野正洋から「龍心君。日本を代表して頑張ってください。おめでとうございます」と黒い祝福を受けた場面では、笑顔を見せた龍心。だが、マイクを持つと、浮かぬ表情で「KOしてやろうという気持ちが強くて、空回りしてしまって…。すみませんでした。スカッとKO勝ちして、53キロのランカーに宣戦布告してやろうと思ったんですけど、この内容じゃまだまだなので、一からやり直して強くなって、帰ってきます」と反省の弁。

 さらに今後に向けて「僕は、次の大会から階級をあげます。51.5キロのベルトを返上して、53キロのベルトに挑みます。上位ランカーたちに勝てるように、みんなと必死に練習して強くなって帰ってきます」と意気込み、さらなる飛躍を誓った。