ボクシングの元世界2階級制覇王者・亀田和毅(33=TMK)がYouTubeチャンネル「TMK BOX TV」で、19日に行われたWBO世界ウエルター級王者ブライアン・ノーマン(24=米国)と挑戦者・佐々木尽(23=八王子中屋)の試合を取り上げた。佐々木は1ラウンド(R)に2度のダウンを喫し、5Rに失神KO負け。日本初の同級王座奪取はならなかった。

 和毅は「佐々木尽、めちゃめちゃ頑張ったし、根性むちゃくちゃ見せたと思う。その代わり、実力差というのは最初から分かってた通り、あったから。でも、今できることは全部出したんちゃうかな。正直、根性だけはノーマンにも勝ってた。実力差がありすぎて厳しかったけど、根性は見せたと思う」と健闘をたたえた。

 その上で「佐々木尽はウエルター級の体ではない。正直、ノーマンはウエルター級でトップでもないし。もっと強い選手、いっぱいおる。(佐々木は)体のサイズも1、2サイズちゃうやん。しっかり体を鍛えないと、あの階級では厳しい。でも、まだ若いから。1個階級落としても米国人と比べると、まだちょっと小さい。そこで体を鍛えてやれば、全然可能性あると思う」とも指摘した。

 一方で、王者ノーマンについては「相手はまあ、普通やったな。米国で戦ってたら、あれが普通やから」と採点。「日本に来たから〝バケモンみたいなのが来た〟みたいな感じでみんな思ってるだけで。米国やったら、普通よりちょっと落ちるぐらいだと思う。あの階級、もっとバケモンみたいなのいっぱいおる。その前まで、この階級におったの(テレンス)クロフォードやで。(エロール)スペンスとか」と世界的な層の厚さを指摘した。