フィリピンの英雄も年齢には勝てないのか。ボクシングの大手プロモーターである米トップランク社のボブ・アラムCEO(93)が18日、横浜市内で報道陣の取材に応じ、7月19日に米ラスベガスで約4年ぶりに復帰戦を行う元世界6階級制覇王者マニー・パッキャオ(46=フィリピン)について「年には勝てない」と厳しい見方を示した。
この日、アラム氏は契約選手のWBO世界ウエルター級王者ブライアン・ノーマン(米国)が同級2位・佐々木尽(八王子中屋)の挑戦を受ける同級タイトルマッチ(19日、東京・大田区総合体育館)の前日計量に来場。パッキャオが2021年8月以来の復帰戦でWBC世界ウエルター級王者マリオ・バリオス(米国)に挑戦することについて質問を受けた。
かつてトップランク社と契約していたパッキャオの復帰に、アラム氏は「長年一緒に仕事をしていたし、友人でもある」と前置きした上で「10年前ならパッキャオが勝つと言えるが、今になって、どうなるかは難しい。もう46歳で長年試合もしていないので、年には勝てないですね。ボクシングでも野球でもサッカーでも年には勝てない」と指摘した。
続けて、ジョージ・フォアマン(米国)が46歳でWBA&IBF世界ヘビー級王座を獲得した例を挙げながらも「フォアマンは王座を取る前から活動的だったから勝てたのだろう」と、今回のパッキャオの場合とは異なるとの認識を示した。
そこに、海外メディアが「トップランクとアラムさんは長年活躍されているが、その秘密は?」と質問。アラム氏は苦笑しながら「私は93歳だけれどもパンチを打たれていないし、精神的にしっかりしていればこの年齢でも頑張れる」とジョークを交えて返答した。
何度も常識を覆すような勝利を重ねてきたパッキャオは、再び世界を驚かせられるか。













