J1最下位・横浜Mの西野努スポーティングダイレクター(SD)が20日、横須賀市内で取材に応じ、パトリック・キスノーボ監督退任などについて説明した。

 19日にパトリック・キスノーボ監督の退任が発表され、4月に解任が発表されたスティーブ・ホーランド監督に続く2度目の事態。西野SDは「2度目の監督交代はあってはならないこと。一方で、サポーターの前で今シーズンできる限りのことをすると約束をした。100%が監督の責任、原因ではないと思っている一方で大きな要因があることは容易に理解できる」と受け止めを語った。

 続けて「ここからはい上がっていくために、次に進むためにという議論を重ねてきて、パトリック本人とも話をし、次に進むという決断をした。1シーズン2度目の監督交代は重く受け止めているが、だからといって回数を気にして、チームを良くすることの可能性に対して挑戦しないという結論はないと判断した」と力説した。

 自身の責任については「責任の言葉の定義を常に考えている。任命責任という言葉もある。一方でチームをよくしていく責任もある。僕自身はチームに貢献できると強く信じて仕事をしているので、途中で投げ出すことは、それこそ責任を放棄していると思っているので、今はそのように考えている」との見解を示した。

 今後は大島秀夫ヘッドコーチ(HC)が暫定的に指揮を執る。21日の岡山戦、25日のFC東京戦(ともに日産)は〝暫定指揮〟体制とし、新監督選定に関しては「複数の候補者を立てて、準備を常にしている。こういう状況で3人目の監督を決める、決めないといけない段階にきている」。日本人を優先している選定しているとした上で、大島HCの昇格も選択肢に入っているという。