米女子ゴルフツアーメジャー第3戦「全米女子プロゴルフ選手権」(テキサス州フリスコのフィールズ・ランチ・イースト)は19日に開幕する。15人が参戦する日本勢は、今回も優勝争いに絡んでくるのか。中でも「全米女子オープン」の7位で改めて大舞台での強さを印象づけた渋野日向子(26=サントリー)は注目の的。〝メジャー女〟の完全復活へ向けて、ツアー関係者が緊急提言を行った。
今季のメジャーは日本勢の目覚ましい活躍が続く。初戦「シェブロン選手権」で西郷真央(島津製作所)が悲願のメジャー初Vを達成すると、第2戦「全米女子オープン」では、竹田麗央(ヤマエグループHD)が2位、西郷は4位、渋野が7位と3人がトップ10に入った。
渋野は今季開幕から波に乗れず、最高位が44位だった中で優勝争いに加わり、昨年の2位に続いて突然の好調ぶり。大舞台の強さを改めて発揮した。今大会も日本勢の誰かが優勝戦線に食い込んでくる可能性は高く、もちろん渋野もその一人。前週の「メイヤー・クラシック」で予選落ちを喫し「ショットがそんなに悪くないなと思う中なので、すごいショック」と語っていたが、ショットの状態をキープすれば、スコアをつくれる状態と言っていい。
昨年は7位と健闘しており、再び得意のメジャーで躍動できるのか。今大会で2019年「AIG全英女子オープン」に続くメジャー2勝目を挙げれば理想だが、現実的には、さらに完全復活へのステップを踏んで、今後の米ツアー勝利へとつなげていきたいところだ。
そんな中、あるツアー関係者はこう提言する。「渋野選手は専属キャディーで米ツアーを戦ってみるのもありなんじゃないか。もちろん、選手によって相性の良しあしはあるので、本人次第だが、名選手には必ずと言っていいほど名キャディーがついている。渋野選手にもそういうことを期待したい」
例を挙げれば、全盛期のタイガー・ウッズ(米国)は、スティーブ・ウィリアムス氏とともにメジャーを勝ちまくり、宮里藍(サントリー)は、ミック・シーボーン氏とともに世界ランキング1位へと到達。また松山英樹(LEXUS)は、21年に早藤将太氏とのコンビでアジア勢初となる「マスターズ」制覇を果たした。担当選手を知り尽くしたキャディーの存在は、プレーに大きなプラスとなる。
渋野は、22年の米ツアー本格参戦から長期にわたって同じキャディーとコンビを組んだことはない。かつて横峯さくらと長年コンビを組んだジョン・ベネット氏、マネジャーの田谷美香子氏、藤野圭祐氏らが相棒を担ってきたが、今後の方針変更はあるのだろうか。












